中世への束の間のタイムスリップ、巡礼路の途中、大聖堂、Burgos
いつまでもバルセロナに沈没していても仕方ないので夜行で出発することに当初はBurgos -> Leonと大聖堂巡りをするつもりだったのだけど、この2つの都市はアクセスが恐ろしく悪い。電車は通っているんだけど、バスや飛行機のほうが安い昨今では電車で世界の車窓から気分を味わおうなんてのは金持ちの道楽なのです。だからバス、それも夜行。宿泊代浮かせたいんです、ハイ。で、この二都市は恐ろしくアクセスが悪くて夜行がないので、Leonを断念することに。バラ窓が美しい大聖堂は次回にとっておきましょう。そんなこんなでビルバオからサンティアゴ・デ・コンポステーラまであいだの都市は回れずじまいだったわけです。ということでとりあえずBurgos
3/24 Burgos
ブルゴス大聖堂がそびえる街であるブルゴスwikipedia地図で見るとブルゴス県のど真ん中にあることがよく分かる。
ただ予想通り見るもの大聖堂しかない笑、地球の歩き方で1,2ページで扱われている街はたいてい見るとこがそんなに多いわけじゃないのはわかっているのですが、今回の旅もそんな罠にはまっています。
とりあえず到着、朝早い、街には誰もいない、悪い奴もいない。
銅像を写真をとっている人と勘違いして話しかけようとする失態を犯す。
街の入口
本当に誰もいない街、そびえる朝焼けの大聖堂に心打たれ、寒い中しばらく見入ってします。
巡礼路の途上なので帆立貝のマークがある
とりあえずバルまで戻って朝飯をもそもそ食べる。
食べたあとは再度誰もいない街を回る。土産物屋は色々とサンティアゴ・デ・コンポステーラグッズであふれている。
丘の上に登ろうとするも断念、寒い笑、それに朝だけで全部の観光スポット回れるくらいのサイズの街なので全部見てしまったら夜までやることがなくなってしまう。
朝日が出てきて、大聖堂が照らし出される。これだけ古い建物があると、それだけで街の時間の流れが遅くなっている気がする。意図的に時間を止めているんじゃなくて、ここではまさに時間が止まっているのだと思う。京都とか、鎌倉とか、ああいう街にも同じ印象を抱く。暇なのでカフェに入って聖書を読み耽る。
佐藤優解説の新約聖書
聖書読んでると使徒たちって結構あほなんだなと思ったりイエスの尊大に感動したり、全く信心深くはない。
頃合いを見て外に出て、大聖堂の内部へ
ミサか何かやっていたようで、聖歌が聖堂内に響きわたって祈りの空間としての色合いがはっきりする、細部の細かい装飾が神に捧げられているものだと思うと、信心深くない僕でも感動してしまうのはどうしてなんだろうか。
聖歌隊ゾーン
主祭壇など
内部を隅々まで堪能したあと外へ
朝断念した丘の上からの写真、ドラゴンクエストの世界に迷い込んだような感じですね。ホント
街の様子などを時間を持て余しながら見ていく、ココにもチャリ野郎
昼飯はplatos combinados、炭水化物ばかりなので腹一杯になる。ビール頼んだのにコカコーラとかいいながらバルのおじさんがコーラを出してきたのにはどうしようかと思ったが、仕方ないのでコーラで我慢する。
このあと町外れにある修道院に向かうも、運悪く昼休みの時間にあたってしまい中が見れない!悔しい!(街でかなり迷ったのもこうなった原因)廃墟のような建物を目的の修道院と勘違いして見てたら通行人に怪訝な顔で見られてしまった。
悔しいので大聖堂の写真をとりまくって次の街ビルバオへ、バスク地方やで!