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MasashiSalvador(在日東京人) / 茶道 / 音楽/ 映画/ 雑記

テヘラン その2 博物館が全てお休みで落胆、ホメイニー師の霊廟へ、実は革命記念日(fuck 地球の歩き方)

テレビに映るアザーティタワーと民衆

起きる。音が欲しくてテレビを付けっぱなしにして寝たのだが、朝起きるとアザーティタワーに民衆が集まってワイワイやっているのが映っている。画質が悪くてよくわからないが、おそらくイランのことだから昔の映像を流して革命を賛美しているのだろうと勘違い。とりあえず近くにある少し高めのホテルのタクシーブースに行って博物館めぐりのためのタクシーをチャーターするのにいくら掛かるか尋ねる。ついでに、この日の午後にシーラーズに飛ぶ予定だったので空港までのタクシーの相場を把握したかった。ブースのドライバーに博物館に行きたいと告げる。困った顔をされる。
とりあえずチャイを飲めとチャイを差し出される。「お前英語喋れるか?」みたいな会話がドライバー間で始まる。電話をかけたりしながら、英語が喋れるドライバーを探してくれているみたいだ。いかにもイランのタクシードライバー風の黒ひげのオヤジが電話を僕に手渡す。お姉さんの声「今日は祝日なんです。だから博物館はみんなおやすみです」「ファッ?!」「おやすみです。祝日です。わかりますか?」「いやそのわかります。ありがとう」日曜日は平日じゃないのか?と思いながら、とりあえず退散し、そのホテルで朝食を取ることに500-800円くらいと思ったけれど覚えていない。

朝飯

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エマーム・ホメイニーの霊廟へ

タクシーブースに戻る。さっきのオヤジとガイドブックを付きあわせて相談し、30万リアルでエマームホメイニーの霊廟へ行ってもらうことに、€6くらい。安いな。
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遠くからでも目立つ銀色の霊廟、ホメイニー師の棺の周りは意外と撮影OKだった(ケイタイは持ち込める)朝早いせいかそんなに人が居なかった。家族連れが何組もやってきたり、カジュアルに家族連れ立って来る場所のようだった。ドライバーに聞くと「ホメイニーは偉大な男だ」とのこと*1
帰りがけに、他の場所もいくか?と聞かれ、地球の歩き方には乗っていないエマームの聖廟へ

エマームなんとやらの聖廟

ドライバーが水道で頭・顔・手・靴を脱いで足の順で清めているのをみて、ああ、そういう場所なんだと思い僕も日本流で手と口を清める。内部の写真は取れなかったが、鏡モザイクが作り出す無限の空間に飲み込まれるようだった。その中で棺?の周りの格子に手をついて一心に祈るもの、クルアーンを読み上げているものなどいて、ドライバーに従って来た介があったと思った。
綺麗なエイバーン
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テヘランミラッドタワー

次にテヘランの新しいランドマークと言うか、世界で6番目に高いテヘランミラドタワーへ大気汚染がひどくテヘランの大パノラマはだいぶ見通しが悪い。そして、スカイツリーが世界一だよ~と紹介され若干気まずい感じになる笑
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スカイツリーの模型もあり、ガイドも紹介していた。
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三箇所回ってドライバーとお別れ、途中でペルシア語の教本を見せたらかなり興味深そうに読んでいた。ドライバーの名前はAbbasと言うらしい。アッバース大帝と同じ名前ですな。

絨毯博物館特攻失敗

昼過ぎにドライバーと別れたのでその足で絨毯博物館へ、空いているかな〜と思ったのだ。それにしても道中で平日なのに銀行がみんな閉まっていておかしいなぁ(祝日という自覚がなかった)と思いながら歩く。公園内にある絨毯博物館へ行くもののやはり閉まっているぐぬぬ。
公園は割りとピースフル、インドみたいに野犬がうろついていることもない
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町中
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シーラーズへ

陸路移動が好きでない*2ので夕方にメフラバード空港からシーラーズへ飛ぶ。国内線ターミナルまではそんなに時間がかからない模様(というかIKAがクソ空港なだけですかね)シーラーズに夜ついて、アンヴァリー通りにある安宿にチェックイン、タクシーの運転手が「カラテー、ジャッキー・チェンブルース・リー」を連呼していたが放っておいた。
シーラーズの夜、変なハンバーガー屋に人だかりができている。
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余り観光らしい観光はしていませんが、この日はこれで終わり。

*1:後述しますが、出国日のタクシードライバーは正反対でした。上辺でこう言っていただけなのか、本心でそう思っているのかは不明

*2:*疲れる・時間かかる・安いのはさておき